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ⅴ.芸術
芸術とは、他者と向き合い体現される哲学なのではないかと思われます。それは、文学と同じく、
こころの底で感じられる「こと、思うこと」と の つながりをつかんで行こうとする試みと思われます。西洋の哲学などは、こころと身体、物質と心とのつながりを結ぶため、展開されてきたと、よく言われていると思われます。プラトン、デカルトなどを祖と考えて、自己の内側を深め、底で
ようやく見出される自分とその地平とを見つけ、他者と邂逅するということだと思われます。芸術は、ひとの内面(目で見えない、こころ(抽象的なこと))や外面(周囲の他者から感受の出来たことを表現すること(具体で捉えられること))を顕出化する試みの一つではないかと思われます。それで、感じていることをかたちづくることで、見えていなかったこと と の 間を、つなぐこと で、一段深い底然周波数(鼓動)を導いて行かれているのではないかな と、思われます。
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