ⅲ-⑤化け学
化け学は、その名の通り、「何か」が変化することを捉える学問だと思います。それは、自然の色、音(声)、形、香り、感じ、といった五感で感受される感性で、純粋なこころで感動するこころを大切とすることで、それがどう変わるのかを大事とする(理解する)という気持ち・思いから生まれたことだと思っています。また、自然界だけでなく、体内の状態を考えれば、薬学や医学などを考えられることになって行くのではないかと、思われます。
ⅲ-⑥物理学
物理学は、その歴史で観れば、数学と同じく、物理方程式を考えて、開花するようになったと考えられると、思われます。作用・反作用の法則とは、(数学と同じく)ほかの余計なことをいっさい排除すると言うよりは、対象について、(その根源的なことを具体的かつ精緻で捉えたとき考え出される)純度の高い意味を持つ、物理的関係式のことをいうのではないかと思われます。言い方を変えれば、(物理)方程式とは、対象を、底のそこはかとない声を、汲み取り表現することなのではないか、と言えると思われます。そのため、物理での微分(方程式)とは、意志の未来と働く方向性のことを意味され、積分するとは、それまでの経験を集積することを意味されると思われます。
ⅲ-⑦生命医学
生命を考える術では、自己(の体内)を内観するという方法があると思われます。以前、お話を出来たことで、生命は物質から、できていると考えられます。ひとのからだは、血が通うことと、神経が通う(または気が通う)ことで維持されると思われます。そのため、自己の体内を内観するとき、それを精緻で把握すると、からだを微細視し観て禅するということと言える、と思われます。
いろいろと感じられて行くのを把握、神経(または気)を通じて身体をコントロールする(身体の鼓動を捉えて、底で考える)ということになって行くと思われます。そうることで、生命を底然鼓動数のレベルから捉えらると思われます。