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ⅲ.自然科学
自然の他者など、と の間でつくられることばでの学問である自然科学は、やまとことば(とりわけ技術用語など)と横文字(英語、漢字など)などで、つくられているのではないかと、思われます。歴史で観て、
それらのことばは、西洋などからの学問に由来すると思われるからと、思われます。
ⅲ-①自然概念について
自然という言葉は、大きく分けてふたつの意味を取れると思います。一つは、自然なことということばで代表される、単純明解だけれど、受動的だが客観ということ、という意味。二つ目は、自然と湧き上がるということばでの、おのずからという意味の、深いレベルでの受動(これを純粋経験という。)の裏打ちされた、本当の意味での主観という意味など、と思います。この両者の意味は、おのずからという意味での自然を考えられると、いろいろなことなどを見通すことが出来て来ると思われます。
ⅲ-②農学
農学は、前節でお話しさせていただいたような、おのずから(自ずから)という意味での自然観を考えられるような時、「自然」と、植物の思っていることをわかるような気がします。おのずからという意味を考えられる時、からだの代謝が良く、体温も高くなるため、免疫力がたかまります。植物は、生きようという気持ちがつよいので、免疫力を高めようとします。それを考えてあげられるようになると、植物の気持ちがわかってくるのではないかと、思われます。
(※「おのずから」という言葉は、その他こちらをご参照下さい。)
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