各学問などの考え方
ⅰ.学問の分類
ⅱ.人文・社会科学
① 文学、哲学
② 歴史、社会
③ 法律、経済
ⅲ.自然科学
① 自然概念について
② 農学
③ 工学
④ 化け学
⑤ 数学
⑥ 物理学
⑦ 生命医学
ⅳ.体術
① 体捌き
ⅴ.芸術
ⅱ.人文・社会科学
ひととの間でつくられることばでの学問である人文・社会科学は、大和言葉と
漢字などでつくられているのではないか と、思います。歴史で観て、それらのことばは、
言い伝え、教え、道徳や学問より由来するのではないか と、思います。
ⅱ-①文学、哲学
文学は、言葉とすることで、こころと身体のつながり、他者とのつながりをつよくしようとする学問と思えます。ことば(やまとことば、漢語、カナ字(英語など))を話ことばと書きことばとの組み合いで表現、そのこころのかたちづくり方で、他者とのつながりをつくると思われます。小説家などは、こころの底で感じられる「何か」を顕出化するために文章を書くと言われています。明治期の文学者などの作品を読むと、
ことばを巧みに使い、「何か」とのつながりを結ぼうとされているのがよくわかるのではないか と、思います。
哲学は、事物を精緻で考えるためのことばをつかい、ことば無くては思考は無いという観方から、ことばをみつけたり考え出すなどすると思われます。哲学も文学と同じく、「何か、だれか」とのつながりを考えようとする試みと、思われます。西洋の哲学は、こころと身、物質と心とのつながりを結ぶために展開されてきたと言われていると、思われます。それは、簡単なことではなく、プラトン、デカルトなどを祖とすることで、自己の内側を深くすることで、底でようやく見出される自分という存在とその地平とを見つけ、他者と邂逅するということではないか と、思われます。