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各学問などの考え方
ⅰ.学問の分類
この章では、これまで話てきた座禅的思考法を基礎とすることで、学問全般の具体的な考え方、
解き(ほどき)方などを考えていきたいと思います。
まず、学問全般で通用する考え方で、<ことば>のつかい方があると思います。ことばは、対象
とする事・物・人との間のつながりをつくって行く時、そのアプローチの仕方でいろ
いろな学問が分岐すると考えられます。ことばは、集中力、持久力、感受力を持ち、それぞれの対象との間に関係を作ると考えられます。その関係は、これまでお話出来た周囲との間で作られる底然周波数(他者との間で、つながりの切り結ばれる、底の世界で感じ作り出される、落ち着きかつ潜在的な活動をする(心臓の)鼓動数(および脳波の周波数))で
つよくつくられ、関係づけ合うと考えられます。それより、たがいの間で作られる
ような言葉より、関係の、落ち着き、かつ動的なことということ と なって行くと思われます。
そこで、他者との間をつくるための言葉は、学問で考えると、まず対象者が
何・だれか、で変わって来ると考えられます。一つ目は、ひととの間で結れる言葉での学問、人文・社会(科)学が考えられます。二つ目、自然的他者との間で結れる言葉での学問、自然科学が考えられます。三つ目、ひと、自然物との間がらを実現する言葉および行為での学問、つまり身術や芸術が考えられます。
これから、その底然鼓動数を気づいて行く方法(つながりをつくって行く方法)と、
了解する身での言葉のつかい方を、各学問ごと観て行きたいと思います。
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